ハレクラニの歴史

History of Halekulani

1883年、ハレクラニの歩みは、ワイキキの物語そのものなのかもしれません。それは20世紀を迎えてまもなく、「ハウツリー ホテル」という、小さなレジデンシャルホテルに端を発します。ビーチフロントの簡素な邸宅1軒とバンガロー5棟からのスタートでした。

1917年、ジュリエット・キンバルとクリフォード・キンバル夫妻が、ホテルを買い取り、華やかな歴史を歩み始めます。1930年代には大型客船で富裕層がバカンスに訪れ、なかにはスタッフや車まで伴ったという逸話があるほどです。そして、夫妻はここを「ハレクラニ」―「天国にふさわしい館」と名づけました。その後、ハレクラニは、シアトル出身のノートン・クラップ家により買収されますが、その頃にはすでに、大きな本館、そして1階建てと2階建てのバンガロー37棟を擁するホテルへと成長を遂げていました。

1981年、三井不動産の所有へとなり、ハレクラニの新時代が始まります。ハワイらしい温かみのあるホスピタリティと伝統を守りつつ、世界に通用する超一流ホテルをめざし、ダイナミックな挑戦が成し遂げられました。

今日のハレクラニは、一世紀も継ぐエレガンスとおもてなしの精神を守りながらも、お客様に最高の時を迎えていただけるよう挑戦し続けています。1932年に完成した本館は、昔の面影を大切に残しながらグレードアップされ、ダイニングや憩いの場として、今も変わりありません。リビングルームに差し込む穏やかな光は、大切に磨き上げられてきたユーカリ材の床を黄金色に輝かせ「天国にふさわしい館」に温かい居心地を与えています。